空き家について考える(主観)

なにやら重苦しい雰囲気のタイトルになってしまいましたが。。

今とある書類を作成しておりまして、ふとあらためて考えてみると、個人的にいろいろと思うことがありまして。。

たかくです。

 

まず神奈川県の空き家率は11.2% 全国で42位です。

小田原市は11.9%で県内12位

県内1位はなんと湯河原町で32.8%

海と山と温泉があって、素敵なところなんですが。。

 

全国42位とはいえ11%ってすごいですよね。家が10件あったら1件は空き家です。

湯河原に至っては3件に1件は空き家です。

賃貸も含まれるので実際街を歩いた感覚ではそこまでではないですが。

 

個人的にはすごくもったいないなと思います。

もちろん「せっかくのマイホームなら新築がいいな」「賃貸に住むなら築浅物件を」と考える方が多いと思います。

誰も住んでくれずに長年空いている空き家、空き部屋が誰かに拾ってもらえないかなと、願うことしかできません。

 

また、古家付きの土地なんかもよく売りに出ていますよね。

木造・住宅用の法定耐用年数は22年ですので、建物の状況などにより変動はありますが、20年そこそこで建物の価値は0になってしまいます。

時には解体費用がかかることから敬遠されて古家がマイナス評価になることもあります。

※最近新築されている建物は性能が良くなり、長期優良住宅などもありますので、将来的には変わってくると思います。

あくまで現在から遡って20年という話です。

 

それを踏まえて考えると人によっては古家付き土地や長年空いている空き部屋ってある意味お得かもしれませんね!

一切の評価をされず、一切の利益を生まない空き家、空き部屋の中にお宝があるかもしれません!

今流行のステキな”古民家”との出会いもあるかもしれません。

アールリフォーム工房は一般的には価値のない物件に、手を加えて

”長く住んでも飽きが来ない、古くなったら直してでも住み続けたい”

 

と思っていただけるようなリノベーションをご提供していければいいなと願っています。

そして、そんな雰囲気が少しづつ広がって、空き家率が少しでも少なくなって来たらいいなと。。

 

思えばアールリフォーム工房の小田原ショールームもそんな空き部屋の一つでした。

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小田原駅から徒歩7分程度の位置にありながら、格安お家賃のお宝物件!

しかもどんなふうに改装してもOKで現状復旧義務もナシ!

最初はオバケでも出てくるのではないかとビクビクしながらでしたが、なんとか工事を進めてここまで来ました!

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リノベーションって夢があります!!