DIYお役立ち情報 第二弾 ~下地編~

お久しぶりです!

前回の電動ドライバー編からちょっと時間が空いてしまいましたが、皆様おうち時間をいかがお過ごしでしょうか?

私は密を避けながら作業場などで粛々とお仕事をさせて頂いております!

いよいよGW【ステイホーム週間】に入りましたね!

電動ドライバー もうゲットしましたか??

今はホームセンターなどでは密になりやすく、某ホームセンターさんはこのGW期間全店休業しているところもありますので、是非ネットでのご購入をお願い致します。

今回は、壁や天井などに何かをビス止めする時に重要になってまいります・・・

下地です!!

「したじって何?」という方も多いかと思います。

まず、クロス(壁紙)が貼ってある壁って、近年の住宅の大体は石膏ボードの上にクロスが貼ってあります。

で、その石膏ボードは、その名の通り石膏(せっこう)を固めて、紙で包んだボードなんです!

そこに何かをビス止めしたいな。。

と思ったときに、ちょっと待って頂きたいんです!

石膏ボード壁や天井に使うには十分な強度があるんですが、中身は石膏のかたまりなので、ビスを止めようとしても空回りしてしまって、穴が開くだけで重さに耐えられるだけの強度は出ないんですよ。。

一部「ボードアンカー」なるビス止めする手法はありますが、今回は下地の話なので気になる方は検索してみてください!

ただし、下地がある場合と比較すると強度は大幅に落ちてしまいますのでご注意を。。

いつものごとく前置きが長くなってしまいました。。

ここからようやく下地のお話を。。

下地とは、石膏ボードを張る為に、一定の間隔で入る、木材、または軽量鋼製の下地の事です。

こちら、小田原ショールームの工事中の石膏ボードを張る前の状態です。

上の写真のように、石膏ボードの寸法(910mm×1820mm等)に合わせて、尺モジュールの場合は壁で455mm間隔、天井で303mm~455mm間隔が一般的です。

新築またはリフォーム工事中に後から食器棚や設備機器などをビス止めする際は、上記の間隔以外にも必要なところに木材を固定したり、クロスの下地を合板系の板に変更したりして、きちんとビス止めできるようにしているんです!

でも、DIYの場合って、大体はクロスが張っちゃってある状態のところに何かをつけたい事がほとんどですよね??

今日は、この一定の間隔に入った下地を探す方法を伝授いたします!!

そこで出てくるツール 1つ目は。。。

何ですか?これ

実はこちら、壁の上からその下に入っている下地を探すことができるセンサーなんですよ!

これを壁にあてて動かすと、下地のあるところで、「ピー」という音とともに矢印が壁に映し出されます!

ここには壁の裏に何かあるという事です!

ただ、大体は木材なんですが、たまに水道管だったりするかもしれないので、そこは本当にお気を付けください!!

さらに精度を高める為に、センサーで下地を探してからビス止めの前にこれを使いましょう!!

こっ!これは!

そう!

バネ付きのカバーを下げると細い針が出てくる下地チェッカーなんです!

これは、針が細いので、万が一関係のないところに刺してしまっても小さい穴があくだけなのでリスクが小さいです。

こんな感じです。

穴は小さいのですが、私個人的には個の穴でもあけたくないので、ほぼ間違いなくビスを止める場所をピンポイントに出してから最終確認でこのチェッカーを使います。

下地の位置は、一部例外はありますが、ほぼほぼ計算で出せます。

まずはご自宅の建築のベースとなるモジュール(尺モジュール/メーターモジュール等)を調べて、あとは柱、土台の太さ(105mm or 120mmが一般的です。)がわかることが前提ですが、例えば、尺モジュールで、柱が105mmの場合ですと、壁の隅から、一本目の下地の真ん中までは390mmくらいの場合が多いです!

455-52.5-12.5=390

となるのですが、455mmは一般的な下地の間隔、52.5mmは柱の半分の寸法です(455mm間隔は 柱の芯を基準に配置されるので・・・)それから隅に張ってある石膏ボード分の12.5mmを引いたところが、1本目の下地の中心になるのです。

あとはそこから455mm間隔で下地の中心がくる事が多いです。

なので、この計算と、最終確認の下地チェッカーを使えば、壁掛けテレビだってつけられちゃいます!笑 ただし、おうちによっても違うので、くれぐれもご注意を。。

以上!今回は下地について掘り下げました!!

次回までに是非ともマスターしてくださいね!!

御清聴ありがとうございました!!!