こちらは小田原市内の築約50年のアパートの雨戸についていた内側からかける鍵なのですが、初めて見て目からウロコだったので。。。
この縦に入っている棒を上にあげると、鴨居にあいている穴に棒がはまり、戸が開かなくなるというシンプルな仕組みです。
ただ、施錠はこれだけでは終わりません。
棒を上げて、
このパーツを下に下げます。
最後にこのパーツをを左にずらして施錠完了です。
これで外から揺らしても勝手に鍵は開きません。
現在はアルミサッシのシャッターなどに鍵が備わっていますのであまり使われる事は無いですが、
こういった細工を見ると昔は雨戸の鍵までひとつひとつ全て職人の手で作っていなんだなあ。。
と感心してしまいます。
何十年も前に家を建てた職人さんの技術を間近で見ることが出来、その建物をさらに進化させ、蘇らせることが出来る。
これだからリフォーム/リノベーションの仕事は面白いのです!
この建物の詳細は近日公開です!