無垢板テーブル製作

先日搬入したクスノキの材料を早速加工してテーブルを作っております。

なんだか最近ほんとにたまたま家具のお話を連続でいただいておりまして、

アールファニチャー工房?みたいですが、リフォーム、リノベーションがメインの会社ですよ。。

 

 

まずはこのようにまっすぐな板を置いて板の反り具合を見ながら出っ張っているところを大まかに削っていきます。

この板をタテ、ヨコ、ナナメにおいて隙間が出来ないようにチェックしないと、テーブルになった時にグラスが傾いてしまいます。

今回は反りが強く、65mmの厚みがあった材料が、最終的に45mmまで薄くなりました。

 

 

 

 

 

 

大まかに削ったらひたすらサンダーで、表面が滑らかになるまでやすりがけをしていきます。

この作業が両面完了したらようやく天板が出来上がりです。

 

 

 

 

脚はこんな感じです。

このくさびで左右の脚をつないでいる材を固定しているので、くさびを外せば分解できる仕組みになっています。

ベンチも同じ要領で。

こう見ると結構サクッと出来てしまったようですが、実はここまでで3日くらいかかっています。。(苦笑)

あとはテーブルとベンチの天板の長さをカットして、板の耳の部分をきれいに磨いて、漆を塗りに来てもらう段取りです。

こちらの納品先の設置場所のキッチンカウンターが同材のクスノキと漆塗り仕上げなので、一体感でて面白くなりそうです。

ただ、漆は皮膚がかぶれる心配があるので、完全に乾燥し切るまで、約2週間こちらの作業小屋で保管になります。納品は5月の末頃でしょうか。。