構造用合板を仕上げに

最近、時間を見つけては自宅に趣味のスペースを製作中なのですが、実験的に壁に使用する材料に構造用合板(ラーチ合板)を選択してみました。
ラーチ合板は通常構造用ですので、壁の補強や、フローリング等の下張り(荒床)に使われる材料ですが、アトリエや事務所スペースなどで、仕上げ材として使われることがあり、少々ワイルドな印象になります。
今回は、もともと1820mm×910mmのサイズから幅を100mm程度まで細くカットし使用していきます。

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カットした状態からサンダーがけを入念にして、さらに白色のステイン塗料を塗った状態がこちらです。

ラーチ合板サンダーがけ

並べてみると仕上げ材としても十分使えそうな雰囲気になりました。

これからまた少しずつ製作を進めていきますので、随時更新していく予定です。

最近、サーファーズハウスを連想させるようなエイジング塗装やアンティーク、足場板などが流行していて、そういった現場も施工しているのですが、見た目はワイルドに見えても、施工はワイルドというわけにはいきません。
施工までワイルドにしてしまうと、ただの汚い壁や床になってしまうからです。
また、古材を使うことによって、板材の反りやねじれ、寸法のばらつきがありますので、それをうまくはめ込んでいく作業も出てきます。
実は普通の仕上げにするよりも、施工はより繊細になります。

アールリフォーム工房では、古材風の材料の製作、加工、ワイルドな作業から繊細な作業までを施工することが出来ますので、少し無茶ぶりかな?
と思ってしまうようなご要望でも、一度ご相談ください、本気でアドバイスをさせて頂きます。